スリランカという国は想い出が深い~
45年前に学生の時、1年間インドを放浪した
ビザの関係もあるので、隣国もグルリと一周はしている
その後も、スリランカには数回もビジネスを通じて訪問してる
インドの南にある島国で九州より面積は小さいが
四国よりも大きい
仏教国で優しいのだけど、10年か20年ほどのサイクルで
テロが吹き荒れている・・・この35年の間にも1度テロが
吹き荒れて10年ほど続いたのか?
日本とスリランカとの結びつきは結構深くて
40年ほど前は日本から中古車などが盛んに輸出され
その頃から日本人観光客も鰻登りに増え始めたのだけど
今日ではスリランカ人が日本に住み着き、買い付けた
中古車を直接仲間に輸出している
スリランカから日本への輸出は宝石であり観光だろう
いずれは、ゆっくりと再訪したいとは思っているが
テロはごめんだ。日本に移住してるスリランカ人も
今日では相当な数になると思う
先日知り合った友人もGWは東京だと言ってた
日本に移住を希望してるスリランカ人の日本人との
婚姻にトラブルが発生したのでと言っていた
別の友人が民族と国境と紛争について
熱弁を振るいだし長く聞かされたが今日の紛争は
貧富の差が根幹であり、これが際限なく広がっている
ヨーロッパの難民や中近東での紛争も民族や宗教など
の違いは真因でなく途方もない経済戦争である
中世の十字軍の遠征にしても経済強奪を覆い隠したのが
宗教戦争という建前である
先日のノートルダム寺院火災の原因もようやく放火だと
フランスでは公式発表された 王侯をギロチンに掛けたフランスで今日吹き荒れている
イエローベストの運動は単なるマクロン政権などを
対象にした動きではない
誇り高きフランス市民は資本主義体制という
経済支配の構図と戦い始めている・・・中世の王侯貴族は
世界中が土地所有を担保に住民を支配してきた
フランス革命を端に世界中で革命が勃発し誕生したのが
民主主義と資本主義という社会制度・・・ところが
土地所有という支配が資金という金融支配に変わっただけで
実際のところなんら変化がないじゃないか?
とフランスのイエローベストは立ち上がり始めた
教科書ではフランス革命が発生し民主主義と資本主義が
誕生したと世界中で書かれているが実は、この間に
100年もの動乱が世界中で吹き荒れたのが歴史である
フランスのイエローベストは動き始めたが社会が
変わるには100年かかるのか定かではないが
1年2年で変わるものではないことは確かだ
存命中に穏やかなスリランカを再訪できるのかどうかは
わからない~けども、日本社会はいまだに土地神話が
根底に流れている・・・つまりは、日本人の心の中には
いまだに中世の統治構造から卒業できてないのだ
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