福島原発作業員からの生報告！

貼付したシェア記事内容の真偽は知らない・・・

しかし、興味のある人は全員に読んでほしい

自己責任＋自己判断で内容を受け止めてほしい

そして、意見や新たなる関連情報を、どんどんUPしてほしい

それが、こういうSNSで何らかの縁で触れ合った人々が

それぞれの生活を豊かにする大きな手段だと思うから

新聞や雑誌の代わりに無防備に情報を鵜呑みしていては

豊かな生活の大きな障害になってしまうから

SNSの情報は一方的に垂れ流される新聞や雑誌と違って

お互いに交流して品質や精度を高められる原石なのだから

それぞれに磨いて宝石にしよう

松本和広さんからのシェア

https://www.facebook.com/profile.php?id=100004128522276

福島原発の知り合いの作業員から連絡がありましたので、内容を紹介します。 2015年3月

＊＊＊＊＊＊＊＊＊

お疲れ様。元気してるか？フェイスブックで色々とアップしてくれて感謝だよ。ただ、読者はリアルに、作業しているわけではないから、どれだけ危険か、どれだけ将来性が難しいか、客観視して本気度がつたわっているかわからないから、今回は仕事について少し話しするな。

うちら、現場で働いている職場は会社により5次や6次下請けで実施している。東電は1次に一人頭日当10万円らしいが、我々は、なんだかんだひかれて日当1万円が実態。

それに、現場で働く我々を、監督連中は奴隷だと勘違いしている。たとえば、最近きた若い作業員にも、「おい、こら、それじゃクビにするぞ」だの「遊んでるな！」とか。。。こっちは、皆んな被爆と戦いながら無我夢中で真面目にやっているのに、軽い言葉でいつも言ってくる。

いっちゃ悪いが、所詮は寄せ集めの現場。だから、素人が多いから余計かもしれないが。とあるやつは監督に「ふざけるな。」とか喧嘩になったり。

被曝するから安全に、とかなくて、放射線なんて関係無いんだよ。一応、遮蔽ベストを着用しての作業だが、これ自体、放射能で汚染されているものを着てるのが実態。結局は、高所作業で、安全ベルトしているが、実際は引っかけていないのと同じで、周りからみての対策としてやってるだけ。だから、被爆するという意識は作業員には事前勉強の成果がでているのか全くない。

また、建屋の壁がいつ落ちてくるのかわからない。地震がたまにあるが、建屋付近での作業はすぐに遠くに逃げる。修理や配管の撤去など、「廃炉作業をやっている」といってるが、実態はそんなの手つかず。毎日6000人くらいの作業員が出入りしてる、正直誰がだれかわからないし何をやってるのかも判らない。

それに、作業がおわって敷地から出るだけでも、検査があったりで場合によって行列ができて1時間待ちは当たり前な時がある。その間も高レベル放射線をあびている。

今の福島原発の作業は、正直、どこから手をつけたらいいかわからないからか、やってることはむちゃくちゃだ。他の会社でも、凍土壁の作業をやってるが、意味がねぇって言いながら作業したりしてるし。素人からしてもそうだってわかるんだから。

4年が過ぎたが、2年前と今では何が違うかっていったら、定期的に測定している場所のスポット放射線量が、2〜5ミリシーベルト／時から、0.5～1.3ミリシーベルト／時にまで下がった。

建屋近くは放射線が高い為近寄るなって張り紙があるから、何もしてない。出来ない。喫煙所も窓すら開けれないから環境が悪い。

マスコミも、原発の報道があっても作業の実態は報道されなくなった。なにかあるのか判らないが、マスコミやお客が来るとなると、慌ただしい。

我々作業員はなんとか廃炉したいが、どうも無駄な作業を実施しているだけ（見かけ作業）におもう。

現場の指揮も低下しているし、知らない方も多い。この先、人の確保、自分的にも放射線の影響がやっぱり怖い。

でもやらないといけないし。そんな状況だ。何もかわっちゃいないよ。また、連絡するな。現実をアップしてもらっていつもありがとう。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ということです。現場からしても、4年前からどこまでかわったのか。作業エリアの確保ができた程度で放射線レベルは高い部位はなにも変わらずとのことだそうです。

ちなみに、この写真は、今月の福島原発敷地内の写真（リアル）です。