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なぜ地方は厳しい現実を直視できないのか

地方と都心の広がる格差は日本だけの問題じゃない

そして僕は関西の郊外に住居を置いている

仕事のために都合がいい都心に隣接し、従来の生活のために安らげる自然とも近い

・・・というのが郊外だ(ただ単に職場への通勤圏だともいうが・・・)

だからシャッター街と化した郊外の元商店街や商業地域と日々接している

イオンの巨大なモールの地方進出の波は凄い

あれが更に拍車をかけるが街の人間は画一化された日頃のモールが安心できる

田舎に憧れ旅したり里帰りしてもモールに足が向く

地域で生まれ育った田舎者は地元の素性が確かな人が経営する働いている

ローカルな店でないと安心できないという

僕は最近富に田舎帰りに目覚めている

郊外で生まれ育ったとはいえ、休みになれば親の里に遊びに行っていた体験が

田舎を故郷のように感じるところがあるのだろう

今日限界集落と言われる地域は全国で5000を超えるという

つまり人が減り集落としての機能を消失する地域のことだ

政治行政の施策は都心の便利な空調の効いた部屋で考えているので

やることなすこと当て外れどころか限界集落の拡大に油を注いでいる

田舎に馴染めぬ人が都会に出るというのが現実だ

ところが我儘で都会を目指した人々は結局都会に馴染めないようだ

居場所を失った人々が再び田舎を求め様々な小競り合いが急に拡大しているのも

現実のようだ

日本の明日は田舎から始まる・・・!

そんな時期を迎えているような気がしてならない

<田舎には都会が忘れてしまった愛しき日本が各所に残っている>

僕の今年の写真集のテーマは、そんな田舎を撮ることだ

田舎に残る愛しき日本の風情が日本を復活させると思う

様々な方面から田舎へのアプローチが始まっている

しかし難解で分厚い壁が幾重にも重なっている

それらを乗り越えた時に日本の朝日が昇ると思う

http://toyokeizai.net/articles/-/64736

今回のコラムでは、地方創生にあたって、「形ばかりの『タテマエ計画』をつくることが、いかに地方にダメージを与えるか」ということをお伝えしたいと思います。

地方創生については2014年末に「まち・ひと・しごと創生総合戦略」が閣議決定され、今後5年の目標や施策、基本的な方向性が国から提示されました。それを受け、各地方自治体でも「自らの総合戦略」を発表しています。


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