NHK柳澤さん、「後藤さんとの思い出」を語る(東洋経済オンライン)
後藤健二さん殺害が報道されたのは2月1日(日)早朝だった。翌2日(月)の朝、後藤さんと親交があったNHKの柳澤秀夫解説委員はコメンテーターを務める情報番組「あさイチ」の冒頭でコメント。柳澤さんの言葉はネット記事が引用して大反響を呼び、2日間で500万人以上が読む異例の事態となり、新聞記事でニュースにもなった。
ニュースではテロ対策とか過激派対策とか、あるいは日本人をどうやって守ればいいか、が声高に議論され始めているんだけど、ここで一番、僕らが考えなきゃいけないことというのは、後藤健二さんが一体、何を伝えようとしていたのか、ということ
アメリカという国は様々なところで<取引>というご都合主義がまかり通る国だと思う
それだけに陰謀論の類が大きな反響を呼び、マスコミが垂れ流す記事など誰もが
信じないので日本とは違い都市新聞などとっくの昔に潰れているし、日本のような
民放TV放送局なども倒産に追い込まれている
ところが日本と違いジャーナリズム魂は今日でも生きているのが不思議であり
アメリカの逞しさだと思う
いつも、ひとりのジャーナリストが偶然のように真相に気付き、同僚、上司、友人などの
人間関係からの軋轢にも負けず、次第に陰謀に巻き込まれ命まで狙われても
跳ね除け、全国からのバッシングや誹謗中傷にも挫けず、真相を突き詰め
社会に公表する・・・という英雄伝にも似た逞しさがある
理想、理念に突っ走る勇気と体力と知力が個人にあるのだと思う
一方、今日の日本に欠けるのは、これだと思う!
事なかれ主義に埋没し、同僚、上司、友人などの人間関係の軋轢に弱く
周りから浮き上がることを極端に恐怖している
後藤氏に関する陰謀論がネットで飛び交っていたように思うが
寝ぼけた評論家の真似事をする暇があれば、彼の死と自分の生活や人生との
接点を考える日本人が少ないのは悲しい
少なくとも彼は自分の意志で勇気を持って挑戦したのだと思う
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