シャープ:1億円に減資…「中小企業」化で財務改善 - 毎日新聞
経営再建中のシャープが1218億円の資本金を1億円に減らす方針を決めたことが9日分かった。6月下旬開催の株主総会で承認を受け、実施する。2015年3月期に2300億円前後の最終(当期)赤字となる見通しで、大きく膨らむ累積損失を一掃し、財務体質の改善を図る。また、資本金を1億円とすることで、「中小企業」とみなされ、税制上の優遇措置が受けられるようになる。経営破綻していない大企業が99%以上の減資を行うのは極めて異例
一寸先は闇・・・とは、このことか?
とでも言いたくなる前代未聞の大ナタを振り下ろしたものだと思う
日本の商家の発祥・・・とさえ言われる近江商人たちの昔の豪商は
質実剛健な経営方針と日々の商いだった
節約、創意工夫、お客様や地域の人々と共に歩むという姿勢が貫かれていた
確実に利益が出る計算と工夫と努力で、その利益は貯え日々節約し
いざ飢饉ともなればお客様や地域の人々に散財した
今日の経営は、行き過ぎたアメリカナイズで目先の利益優先で薄利多売に走るあまり
資金の貯まる時がない。結局は金融などのさらに大資本に企業そのものが使い捨て、消費されて
しまうような経営から早く脱却しなければ日本という国そのものがアメリカに使い捨て、消費されて
しまうような気がする
今日の経営は金融で言うデリバティブのような経営に傾倒しすぎるあまり
ひとつつまずけば連鎖反応で、あれやこれやと瞬く間に影響し大企業といえども
途端に倒産の危機に瀕するなんて・・・、そして、それを国が国民の税金で支援するなんて
笑えない茶番劇を繰り返すようでは国家どころか植民地以外の何物でもない
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