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東南アジアに広がる「イスラム国」不安 2014年10月01日 09:13 発信地:クアラルンプール/マレーシア

【10月1日 AFP】シリアやイラクで勢力を拡大しているイスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」によるプロパガンダが、東南アジアの過激派にとっての強力なスローガンになる恐れが高まっている。

 世界最大のイスラム人口を有するインドネシアと、イスラム教徒が多いマレーシアでは、何百人もの国民が戦闘に加わるためシリアやイラクに渡った可能性があり、当局は警戒を強めている。

 テロ専門家らは、イスラム国の戦闘に加わった人々が自国に戻る際、イスラム国の暴力的なイデオロギー(思想)を持ち帰ったり、自国でテロを扇動したりする恐れがあるとみている。

 フィリピン南部のイスラム原理主義過激派グループ「アブサヤフ(Abu Sayyaf)」は先週、ドイツ政府に対し、イスラム国に対する軍事作戦への支援を停止しなければ、ドイツ人の人質を斬首すると脅迫、身代金を要求した。ドイツ政府側はこれを拒否。フィリピン政府は、外国人ジャーナリストたちを斬首したイスラム国の悪名を利用し資金を集めようという愚にもつかぬ策略だと一蹴した。

 だがイスラム国の動きは、旧ソ連によるアフガニスタン侵攻時を連想させる。旧ソ連が1979年、アフガニスタンへの軍事介入を開始すると、東南アジアを含む世界各地からイスラム教徒が戦闘に加わるために集まった。東南アジアからの戦闘員が帰還後、一帯で過激派組織を育て、2002年に外国人観光客ら202人が犠牲となったバリ島爆発テロなどを首謀したジェマ・イスラミア(Jemaah Islamiyah、JI)などの組織の誕生につながった経緯がある。

 イスラム国が先週、世界のイスラム教徒に対し、米国主導の対イスラム国有志連合に参加する国々の市民と、その他の「不信仰者」の殺害を呼び掛けたことから、こうした組織に対する懸念はますます高まっている。

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パキスタンにもISISの活動が拡大した可能性がある

そして、インドネシアやマレーシアまで飛び火するとアジアまでもがテロ地域になってしまうと思う

インドにもイスラム教徒は大勢いる

ヒンズー教徒が80%でイスラム教徒は15%いる

人口は12億人なので単純計算で1.8億人となる

インドはすでにバブル期に入っており急速な経済発展の最中にある

過去の風習因習と新しいモラルが激しくぶつかり合い

人種や宗派による経済闘争も激しさを増している

そんな折にインドのイスラム教徒にまで飛び火するとアジアが真っ赤なテロ地域に埋もれてしまう

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