大阪都構想ならず！
結果は僅差だった
賛成：６９万４８４４票 反対：７０万５５８５票
その差は：１万７４１票のわずかだった
無効票は：５６４０票 白票を除く無効票は：２１０５票 合計：７７４５票
投票率は驚くほどの高投票率で投票率は６６．８３％
２４の行政区のうち賛成が上回ったのは１１区、反対が上回ったのは１３区
区内のすべての行政区で賛成が上回ったのは「北区」だけ。この「北区」には大阪、新大阪、京橋と三つのターミナル駅があり、大阪府市大都市局が「大阪経済の中枢機能を担うビジネス都市」と位置づけていた。中でも繁華街「キタ」を含む北区は、２４区で最高の５９・０３％が賛成した。
すべての区で反対が上回ったのが、市西部の「湾岸区」と南部の「南区」の二つだった。
「南区」に含まれる平野区は市内で最も人口が多く、この区だけで反対票が賛成票を１万票余上回った。
賛否を性別でみると、男性が賛成５５・５％と上回る一方、女性は反対が５２・０％と賛否が逆転。年代別では、２０～５０代で賛成が５割を超えたものの、６０代は５１・８％が反対、７０歳以上は３分の２に当たる６３・８％が反対に回った。
反都構想を主導した自民党の支持層の４２・７％が賛成に回った。
公明党の支持層は反対が８７・３％に上り、共産党支持層は８９・６％、民主党支持層は７７・７％が反対と足元を固めた。無党派層は賛否がほぼ拮抗した。
都構想を提唱してきた橋下徹大阪市長は大勢判明後の記者会見で「市長の任期まではやるが、それ以降政治家はやらない」と述べ、１２月の任期満了で政界を引退する考えを表明した。
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私見だけど、残念である
大阪の地盤沈下はすでに３０年前に始まり、もはや取り戻しかつかないほどの事態に
陥っているが、大阪人の多くは他所吹く風の様子
そして、今回の変革も見送られた今、大阪を見限る人々も多いのではと思う
大阪は北と南で風が違う
北は半分東京感覚で現に東京出身者も多い
阪急電車の沿線が多い
南はこてこての大阪の代表で、むしろ大阪と言えば南なのだ
電車では南海電車や近鉄電車の沿線に当たる
大阪の歴史そのもので多くの文化遺産や歴史建造物も多く、しかし
その分、保守的な傾向が強い
今回はその保守対革新という対立軸が目立つように思う
男性の過半数が賛成に対し女性の過半数は反対したのは橋下氏に対する
個人攻撃による印象が悪いような気がするが、これも選挙だと思う
しかし、残念なのは年代別で６０代７０代というのは
６０年安保や学生運動を走り抜いてきた世代なのだ
その世代が若き頃の魂も気概も抜かれてしまい寄らば大樹の陰とか
つまらん人情を刺激する個人中傷に傾いたようなら河童に魂を抜かれた
ゾンビのようでこれこそ無残である
政党別では意外と自民党が賛成最大派になるとは支持者の幅の広さなのだろう
今日の関西復活に必要なのは＜変革＞なのであって
＜誰が＞リーダーなのかは二の次、三の次なのが理解に及ばないようだ
それは半面で、それだけ今日の利権にしがみつく人々が多いということで
同時にそれにぶら下がる人々が多いということだ
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