チェルノブイリ原子力発電所と同じように、石棺という巨大な容器で覆うしかないんだ
日本の原発現場にも緊急事態に関わるマニュアル書も
対策準備も最低限はされている
もちろん各部署にも専門職のエンジニアがいる
311の事故が報道された時、ほとんどの原発現場のエンジニアは
廃炉覚悟で非常事態用の薬品をとにかく投入して様子を観察する
という手筈を取ると思ったという
ところが・・・そういう報道はない
すると彼らは意外に深刻なのかも?
それじゃ海水でも仕方ないのでとにかくナトリウム系の水を流し込んで
冷やすのだろうと思ったと聞く
そういう報道も聞かれない
結局、福島の現場では上層部の指示が最悪でも廃炉を避ける方向で
近隣の人命よりも原発を守れ!という意図があったんだと考えざるを
得ない現場対応しかなかった
一連の茶番劇は・・・
1)原発推進が第一主義
2)放射能汚染による被害は極力ないという主義
で一貫して動いているとしか考えられない
チェルノブイリの現場も初期は福島と同じく極力、何事もない・・・という
姿勢で事実の隠ぺい、誤魔化し、捏造による嘘の流布がことごとく
陰湿に行われてきたが、ある勇気あるひとりの責任者の発表で
真実が世界に公言された
これで流れが一変し深刻な事実が公表され
現場での深刻な作業に際しても、命の保証はできないが誰かがやらねばならない
とまで懇願し真摯に向かい合う姿勢で今日に至っている
日本はいまだに嘘という大きな壁に包まれたままの
ブラックボックスのままである
廃炉工程表見直しについて「あまりにも楽観的な見通しの上にその工程表が作られていましてこんなものはできっこない、いずれ改訂されると思っていました」〜第133回小出裕章ジャーナル
1号機、2号機、3号機の方は、4号機に比べても放射能の汚染がはるかに高くて、未だにプールに近づくことすらができない
詳細は・・・