被ばく、国への提訴:井戸川前双葉町長
福島原発事故に関して現下、どれだけの訴訟事件が発生しているのだろう?
また、いま準備中の案件は、どれほどあるのだろう?
どんどん提訴すればいいと思う
司法は建前としても双方の論点、論旨、資料、そして争点を文書で記録を残し
然るにこのような結審に至ったと書類を整えている
この際に国側や東電側の提出する資料と被災者側の提出する資料との間に
相当なかい離があると思われる。国や東電側の提出資料は膨大な量があり
著名な専門家が正当性を支持する書類も多いだろう
これを正しく導くには多くの被災者側が数多くの提訴を行うことで
より多彩でより多くの正当な資料を提出することで数で上回ることを
ひとつの目標に設定する理由はあると思う
多くの健康被害が発生し、その因果関係が学術的に導かれるという
人体実験のような検体の数で被災者側の正義が証明されるのは悲惨である
それ以前に彼方を上回る資料が提出されることを望む
東京電力福島第一原発事故により、「被曝し、精神的な被害を受けた」として、双葉町の井戸川克隆前町長が国と東京電力に対し、およそ1億5000万円の損害賠償を求めた裁判の第1回口頭弁論が21日、東京地裁で開かれた。 井戸川氏は法廷で、福島第1原発1号機の水素爆発が起きた際、住民の避難誘導を行っていた当時の状況を生々しく証言。「国の避難指示が遅れて、大量に被ばくした。」と、初期被曝に対する国の責任を求めた。 傍聴には福島県民や、避難者、広島の被爆者、都内の支援者など100人以上がけつけて抽選に。井戸川氏は終了後の集会で、駆けつけた支援者らに「避難区域内とか、避難区域外とか関係ありません。私の裁判は、放射能にさらされたことを問題提起していく裁判です」と涙ながらに訴えた。
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