<この現実を・・・どう解釈するのか?> 海外派遣隊員「自殺者56名」の背景
海外派遣や災害救援など、自衛隊の任務が多様化するなか、隊員のメンタルヘルス対策が促進されている。その一方で、イラクとインド洋への海外派遣から帰国した隊員のうち56名ものひとびとが在職中に自殺していた。 このことをどのように受け止めればいいのだろうか。防衛省がメンタルヘルス対策を充実させてゆくことに、わたしたちは手放しで賛成すべきだろうか。この問題の歴史的な根を探ってゆくと、ベトナム戦争を通って、「ヒロシマ」の記憶にゆきつく
海外派遣隊員「自殺者56名」の背景
* 以下、朝日新聞デジタル(上記URL)より引用文
昨年(2015年)7月、武器使用基準の緩和などを盛り込んだ安全保障関連法案が可決された。この法整備のさらに前年(2014年)には、集団的自衛権の行使を可能とする閣議決定がなされている。 壮行会で整列したアフリカ・南スーダンに派遣される陸上自衛隊員ら=21日午前、北海道千歳市の陸自東千歳駐屯地 拡大壮行会で整列したアフリカ・南スーダンに派遣される陸上自衛隊員=2016年5月21日、北海道千歳市の陸自東千歳駐屯地 「専守防衛」を根本方針としてきた自衛隊が、アメリカの世界戦略・軍事活動と一体化してゆくことになる。自衛隊員と日本人が「戦場」を体験することが珍しいものではなくなるような時代が、始まろうとしている。 このような状況下、防衛省は自衛隊員のメンタルヘルス対策に取り組んでいる。自衛隊が管轄する病院での精神科診療や、駐屯地へのカウンセラー配置のほか、自衛隊に特徴的な取り組みとして、自殺者が出た部隊へのアフターケアが組織的に行われている。目に見えるケガや内臓の病気だけでなく、「こころ」の問題も重視しようという流れと言えるだろうか。
*引用終わり*
メンタルケアーの問題ではないだろう・・・!
集団的自衛権の解釈が180度も変わり、修正法が制定+施行されてから 自衛隊での訓練、演習が様変わりし、極端に戦闘実践が増え厳しくなったと聞く いわゆる本音と建前のかい離の間で悩み苦しむ人々が急激に増加しているという 現実ではないのだろうか? さらに不可解な現実は、自衛隊員の任務中あるいは任務直後の死が急増している点だ 警察の中に必殺の特殊部隊があるように自衛隊の中に秘密の特殊部隊があっても 不思議ではない!